現在GPUマイニングとASICマイニングを平行している私ですが、消費電力の多さにびっくりしています。一度作って設定してしまえば後は自動で稼いでくれるマイニングですが、稼げない1つの原因は電気代なんです。
そこで今まで避けてきたけど、今となってはなぜもっと早く検討しなかったんだろうと後悔している電力契約についてマイナー目線で考えていきたいと思います。
今回の記事は
- 電気代を削減したいマイナー
- 家計の電気代を見直したい方
- どの電力会社がいいか分からない方
- とりあえず昔からある東京電力などにしている方
などマイナーだけでなく、自宅の電気代削減にも役に立つ情報をお伝えします。ぜひ読み進めてみてくださいね。
目次
現在の契約内容をチェックしよう
今現在、どこの電力会社にどのプランの何アンペアで契約しているか言える方いますか?言える方はきちんと調べた上で契約をしている素晴らしい方です!
賃貸に住んでいる私は特に何も考えず、電気・水道・ガスを不動産仲介業者さんに言われたまま契約をしていました。当然の如く大手電力会社を紹介されたのですが、よくよく調べると割高なことが分かったんです。※あとで具体的な金額を説明します。
自分の現在契約している内容と似たプランでいくら安くなるか知るためにも、現在契約している内容をチェックしておきましょう。具体的に、
- 電力会社名
- 契約プラン
- アンペア数
- 1年間の電気使用量(kWh)
こちらの内容は調べておいたほうがいいと思います。
特に「1年間の電気使用量」は〇kWh~〇kWhまで25円、 〇kWh~〇kWhまで20円など使用料によって金額が変わる電力会社が多いです。マイニングを行っている場合、300kWh以上になることもありますので毎月何kWh使用しているのか、電気代が高くなりがちな夏場と冬場はどうなのかをメモしておきましょう。
電気料金比較サイトで検討する
一番簡単な方法はこれだと思います。
大手電力会社以外の新電力って正直知らないですよね。知らないと調べようがないので、比較サイトでまずは調べてみましょう。
比較サイトはSBIグループが運営するインズウェブだったり、価格ドットコムでも比較が可能です。
今回は電気以外にも色んな種類の保険の比較もしているインズウェブに条件を入れて検索をしてみます。※事前に「電気ご使用料のお知らせ(検針票)」を準備しておきましょう。

サービス一覧から「電気料金一括比較」を選択。

画面上にある「無料 一括比較見積もりスタート!」を選択。

検針票を見つつ、以下の内容を画面に入力。
- 郵便番号
- 現在の電力会社(郵便番号入れると勝手に表示されます)
- 現在のプラン
- 契約容量
- 建物の形態
- 各月の使用量
- メールアドレス
となります。さらに詳しく情報を入力する場所もあって、
- 契約している携帯電話会社
- ネット回線のブロバイダ
- 平日・土日の日中の在宅状況
- 都市ガスかLPガスか
- 自動車の給油量
まで詳細を答えるとさらにオススメできる電力会社を紹介してくれます。※詳しい情報は面倒なら入力しなくても大丈夫ですが、セットで割引になる場合もあるので出来る限り入力しましょう。

全て入力して利用規約を読んだら、「一括比較をみる」の選択。
すると割引額が大きい順番のランキング形式で電力会社を紹介してくれます。

私の条件の場合、年間19,058円も節約できる可能性があるようです。Uber Eatsで美味しいものを何度か頼めそうですよね。
しかもインズウェブではオリジナルの特典が付いており、結果が表示された右にある「詳細・お申込み」から申し込むとその時々に合わせて商品券だったりキャッシュバックなど受けれる場合もあるようです。
良く知らない会社のプランが出てきたけど大丈夫なの?
2016年4月に旧一般電気事業者(東京電力・関西電力など)により独占されていた家庭などに向けた電力小売が法律の改正(電力自由化)により、さまざまな業種の企業が電力の販売に参入できるようになりました。結果あまり名前の知らない企業も電力小売へ参入したのは確かです。
名前の聞いたことない企業だと不安になりますよね。ただ名前が変わっているだけで運営会社は大手のグループ会社であることもあるんです。
私の条件で1位に出てきた「エルピオでんき」ですが、ガス供給を50年以上続けていた企業で電力自由化が開始した2016年から電力小売を開始しています。
またPPS(特定規模電気事業者)という企業向けに電力供給を行っていたグループであったり、auでんきやソフトバンクでんきなど通信事業者、旅行業のエイチ・アイ・エスグループが運営するHTBエナジーなどさまざまな業種が参入していますのでネームバリューで選んでもいいです。
ですが正直契約している企業によって停電・故障の際に対応が遅いかというと他と変わりません。また契約している企業が倒産したとしても電力供給が止まることはなく、新たな契約先を決めるまでの期間若干電気料金が高くなる恐れがあるだけです。ただしこれもネットで契約をする、もしくは一旦旧一般電気事業者に契約してゆっくり考えるなど行えば特に問題なく対処できるでしょう。
リスクが0ではないですが、オール電化住宅など特別な条件があって電力契約を変更できない場合を除いては、旧一般電気事業者より比較サイトで見つけた電力小売企業に変更した方がいいとは思います。
詳しく契約内容を確認しよう
比較サイトでお得な企業を見つけることができたので、次は自分にあったプランが本当にあるのか、解約する場合に費用がかかるのかなど気になる点をチェックしていきましょう。
またマイナーの場合は通常よりも大幅に使用電力が増えると思います。マイニングリグを増やしていくならアンペア数も考えなければ、ブレーカーが落ちてしまっては生活に支障も出るしマイニングリグにも良くないので。
【結論】電力自由化を上手に利用して経費を削減しよう
今回はマイニングが儲からないと思っているあなたに、同じ契約内容で電気代が安くなる電力小売企業の乗り換えを紹介しました。
電力小売企業に詳しくない方でもお得な企業を見つけられるように、比較サイトから見つける方法をご紹介しました。
また旧一般電気事業者(東京電力・関西電力など)から乗り換えをした場合でも、心配なく電気が使用できることもわかりましたね。
正直この電力自由化で切替ができない状況以外で旧一般電気事業者(東京電力・関西電力など)に契約しているのは勿体ないです。
同じ電気を使えるのだから、少しでも経費削減してマイニングの利益を増やしていきましょう。