イーサリアムの今後が不透明な中、現在も仮想通貨(暗号資産)は盛り上がりを見せています。そしてそれに付随するかのようにマイニングも人気が高まり、GPUマイニングに必要なグラフィックボードも価格の上昇・完売が続いています。
仮想通貨(暗号資産)を持っていても日本では日本円のように物に換えることはあまりできないので、仮想通貨(暗号資産)→日本円に換金する必要があります。その換金を行う場所を取引所・販売所と言います。
日本円に換金できる取引所は、現状日本国内の企業が運営する取引所・販売所で取引するしかありません。
今回は多数ある取引所・販売所の中から、優秀でキャンペーンも多く手数料が抑えられる「GMOコイン」について解説をしていきます。
取引所が多すぎて、どこを選んでいいか分からない
取引所って書いてあったから口座を作ったら、販売所でしか取引ができない
など悩んでいる方にとっても分かりやすく解説しようと思いますので、ぜひ一度読み進めてみてくださいね。
目次
仮想通貨(暗号資産)とは
まずは軽く基礎知識を入れておきましょう。
仮想通貨(暗号資産)は近年広まったインターネット上に存在する財産的価値であり、国家などによって発行された法定通貨(日本円など)とは異なります。
仮想通貨(暗号資産)は価値を裏付けるものがないので、価格変動が大きくなりがちです。(2020年12月30日1ビットコイン約288万円→2021年8月27日1ビットコイン約522万円と約9ヶ月で倍近くの価格に変動)
少し前にビットコインの価格が上昇して「億り人」なんて言葉も産まれました。
仮想通貨(暗号資産)はビットコインが有名ですが、その他にもイーサリアム・ライトコイン・ドージコイン・リップルなどアルトコインと言われるビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)も存在します。
取引所・販売所
投資目的として仮想通貨(暗号資産)を手に入れようと思った場合や、マイニングで得た仮想通貨(暗号資産)を日本円に換金したい時に利用するのが取引所・販売所です。
株式取引をしている人は証券取引所の仮想通貨(暗号資産)版と思って貰ったらイメージしやすいと思います。株の代わりに仮想通貨(暗号資産)を取引するのが取引所・販売所です。
取引所と販売所は「仮想通貨(暗号資産)↔法定通貨(もしくは仮想通貨(暗号資産))」という点は一緒なのですが主に取引相手が異なります。
取引所とは
取引所とは個人対個人の取引きを行う場所で、現物取引では状況に合わせて価格が決まる成行注文や、自分で金額を決めて注文する指値注文があります。
また取引所によってはレバレッジ取引(自分の所持している資産を担保に取引を行う)も可能です。※レバレッジ2倍までという取引所が多いです。
基本的には取り扱う仮想通貨(暗号資産)の種類が少なく、手数料も販売所より安い傾向にあります。ただし指値注文をしないと思った以上に安い金額で取引が完了したりするので、ある程度知識は必要となります。
販売所とは
販売所とは個人対仮想通貨(暗号資産)交換業者の取引きを行う場所で、事前に価格が決まっており、売買注文を成立させます。取引を行う場合の手数料は無料のところが多いですが、別途スプレッドと呼ばれる手数料のようなものが発生します。
※スプレッドとは購入価格と売却価格の差のことです。FXをやっている方はスプレッドに慣れていると思います。1ビットコインを買う時は500万に対して売る時は499万とした場合、1万円がスプレッドとなります。本当は500万の価値があるのに、売ったら499万にしかならないという理不尽のことです。これは各販売所が自由に設定可能なので、注意が必要です。
基本的には取り扱う仮想通貨(暗号資産)の種類が多く、手数料(主にスプレッド)が取引所より高い傾向にあります。ただし事前に価格が決まっているので、初心者でも分かりやすいです。
どっちがいいの?
どんな投資でも手数料=損と思ってください。これを前提に考えると手数料が安い「取引所」で取引をした方が良いです。
販売所より取引所の方が多少は難しいですが、そこは仮想通貨(暗号資産)を取り扱うならば勉強をしましょう。
どんな勉強をしたらいいの?
まず言葉を覚えましょう。現物・レバレッジ取引、指値・成行注文など。
それからはマイニングの報酬として得たものを換金するだけなのか、しっかり取引をやって利鞘で儲けるのかで勉強内容は変わると思います。
私はマイニングの報酬を換金するだけなので、価格が上がった日に交換をするだけです。なので手数料がいくらかかるのか、どのくらいまとめて交換した方がお得なのかを勉強しただけです。あとは仮想通貨(暗号資産)関連のニュースもチェックしておきましょう。有名人の一言でがらっと価格が変化する場合が多いので・・・。
オススメの取引所は?
以前にも解説しましたが、ビットコインとイーサリアムを取り扱っている業者で個人ならGMOコイン・法人では契約のしやすさからビットバンクがオススメです。ただし自分がどの仮想通貨(暗号資産)を取引したいのかで状況は変わってくると思います。
そもそも日本の取引所では扱う仮想通貨が少なすぎるので、あまり有名ではなく価格の急上昇を狙っている仮想通貨などは取引所では取り扱いしていません。
また有名なイーサリアムでも販売所のみの取り扱いで、取引所では扱っていないところも多いくらいです。
GMOコインについて
基礎知識がある程度付いたところで、今回オススメするGMOコインについて解説をしていきます。
GMOコインは手数料の安さと入出金手数料無料(一部例外あり)が魅力の取引所になります。
私のようなマイナーはもちろんのこと、利鞘を狙うトレーダーの方でも魅力的な取引所ではないでしょうか。
各種手数料を見ていきましょう。
取引手数料
表にまとめてみました。
取引内容 | 現物取引 | レバレッジ取引 |
取り扱い仮想通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) リップル(XRP) ネム(XEM) ステラルーメン(XLM) | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) リップル(XRP) |
取引手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 無料 ※別途手数料あり レバレッジ手数料:建玉ごとに0.04% / 日 ロスカット手数料:建玉ごとに0.5% 追加証拠金が解消されない場合の強制手数料:建玉ごとに0.5% |
入金手数料(日本円) | 即時入金:無料 振込入金:無料 ※振込手数料は本人負担 | 即時入金:無料 振込入金:無料 ※振込手数料は本人負担 |
入金手数料(仮想通貨) | 無料 ※マイナーへの手数料は別途 | 無料 ※マイナーへの手数料は別途 |
出金手数料(日本円) | 無料 | 無料 |
出金手数料(仮想通貨) | 無料 | 無料 |
一応レバレッジ取引も記載しましたが、私の場合手数料が上がるのでレバレッジ取引は行いません。
現物取引を見て貰えば分かると思いますが、Maker取引を行えば逆に取引手数料を貰えるようになります。
なんで取引したのに手数料が貰えるの?
そうですよね、私も何で貰えるのか不思議でした。なので調べました。
Maker(メーカー)手数料とは
そもそもMaker・Takerについて知っておく必要があります。
取引所(現物)の板に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker(メーカー)」と呼び、その相手方となる注文を発注した側を「Taker(テイカー)」と呼びます。
買い注文の場合、現在価格より安い金額を提示すればMaker注文となります。また売り注文の場合、現在価格より高い金額を提示すればMaker注文となります。
なんで手数料が貰えるの?
予測になりますがMaker注文したら手数料を貰える理由は、流れを作っているからだそうです。価格が変動しないことには、取引があまり行われず業者としても手数料で稼ぐことができません。
取引の数を増やすために価格の上下変動の流れを作るMakerにはお礼として手数料を支払うことで、活発な取引を誘導しているんだと思います。
Maker注文は簡単にできるの?
GMOコインは海外の主要な取引所で導入されている「Post-Only」を国内で初めて導入しました。これを活用することにより、Taker注文は全て取り消しとなりMaker注文だけが取引可能となります。
入出金手数料
次に仮想通貨(暗号資産)取引所口座↔銀行口座などへ資産を移動させる際の入出金手数料をみていきましょう。
入金手数料(日本円) | 即時入金:無料 振込入金:無料 ※振込手数料は本人負担 |
入金手数料(仮想通貨) | 無料 ※マイナーへの手数料は別途 |
出金手数料(日本円) | 無料 |
出金手数料(仮想通貨) | 無料 |
仮想通貨(暗号資産)取引所口座から現金を直接入出金することができません。※証券口座と同じような扱いになります。
現金を入出金するためには一度銀行口座を通す必要があります。仮想通貨(暗号資産)取引所口座↔銀行口座の日本円・仮想通貨(暗号資産)の移動手数料は基本無料となります。※即時入金以外の銀行口座への振込手数料やマイナーが仮想通貨(暗号資産)取引所口座へ振り込む料金は別途必要となります。
入出金手数料がかからないことにより、急に現金が必要になった時にも気軽に移動が可能なので助かります。
入金について
入金方法に即時入金と振込入金があります。振込入金は銀行口座から仮想通貨(暗号資産)取引所口座へ普通にATMなどを操作して現金を振り込むことです。
即時入金とはGMOコインが指定するネット銀行口座(GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行・PayPay銀行)や銀行口座(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行)とGMOコインの口座を連携させて24時間いつでも入金が可能となります。
やり方次第でGMOコインで取られる手数料はない!?
GMOコインでMaker注文さえすればむしろ手数料が貰えるという素晴らしい仕様になっています。なので私がオススメする仮想通貨(暗号資産)取引所口座となっています。
GMOコインは手数料を最大限に抑えられる取引所です
日本の取引所の中でも多くの仮想通貨(暗号資産)を取り扱っていて
Maker注文をすれば手数料が返ってくるというユーザーにとってありがたい取引所です。
GMOコインの評判
それではみんなのGMOコインへの評判を見てみましょう。
もう考えるの面倒になったから、#GMOコイン で、積み立てしよっ💰️
— いの吉@仮想通貨 (@AKKAMANZ) May 23, 2021
ってか、ちゃっかり #DOT 上場してるwww
GMOは1000円から積み立て出来るから、初心者さんにオススメですよ。 pic.twitter.com/5F6o5KLABW
コインベースは今後に期待して開設したけど、基本的にはGMOコインで積立を続ける予定。
— テッド@投資 (@investor_ted) August 20, 2021
コインチェックが有名ですが積立は最低1万円〜なのでそれ以下で積立したい人はGMOコインがオススメです👍#GMOコイン #コインチェック
コインベースは今後に期待して開設したけど、基本的にはGMOコインで積立を続ける予定。
— テッド@投資 (@investor_ted) August 20, 2021
コインチェックが有名ですが積立は最低1万円〜なのでそれ以下で積立したい人はGMOコインがオススメです👍#GMOコイン #コインチェック
GMOグループなのでキャンペーン企画などがあり、人気があるようです。
初心者に1番オススメなのは#コインチェック
— ぺんちゃみん@ビットコイナー (@pencha_min) May 1, 2021
ですが取引に慣れてきたら国内取引所の#DMMビットコイン#ビットフライヤー#GMOコイン
などにも口座開設することをお勧めします💰
あとは今後#XYM
が上場する#Zaif
もお勧め😆
投資の基本は分散です💰
様々な取引所に分散投資することを推奨します😆
この方のように分散させて管理させている方もいるようです。維持費がかからないので分散もいいとは思いますが、管理できる範囲内がいいと思います。
【結論】GMOコインは評判も上々だし、手数料も申し分ない
やはりGMOコインは優秀な取引所の1つだったようです。
GMOグループということでキャンペーンもやっていて、それも人気の1つの要因のようですね。
私的にはやはり手数料が魅力的で皆さんにオススメしたいと思います。手数料=損ですからね!!
マイナーのみならず誰にでもオススメできる取引所口座だと思いますので、悩んでいる方はとりあえずGMOコインから初めてみても良いと思います。GMOコインは送金手数料(仮想通貨出金手数料)も無料ですので、使ってみてダメならばまた乗り換えも気兼ねなく行えると思います。
2021年8月にアメリカ大手の取引所coinbaseが日本へ参入したので、そちらの取引所オープンした時にはまた状況が変わると期待しています。
[nlink url=”https://kurisetu.jp/japanexchange-cb-join/”]
ともあれ現状はGMOコインが素晴らしいと思うので、気になる方は下記リンクよりアクセスしてみてくださいね。
GMOコインは手数料を最大限に抑えられる取引所です
日本の取引所の中でも多くの仮想通貨(暗号資産)を取り扱っていて
Maker注文をすれば手数料が返ってくるというユーザーにとってありがたい取引所です。