知識0の私がマイニングマシンを作ってみた(HiveOS設定編)

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hiveos設定編前半

やっとマイニングマシンを作ることができたので、マイニングマシンを管理するソフトウェア(OSなど)の設定を行いたいと思います。

OSってWindowsやMacOSが有名だと思います。MacOSはマイニングできないのですが、実はWindowsならマイニングができるらしいです。

でもWindows10などのOSを導入しようと思うと、1万円以上出して購入する必要があるのです・・・。マイニングマシンにお金を費やしているのに更に1万円以上も出さないといけないなんて・・・と途方に暮れていた私はググりまくりました。

そこでHiveOS(はいぶおーえす)というマイニングに特化したOSを発見したのです!しかもマイニングマシン3台までなら無料なんです!!

ただこのHiveOS、設定が終われば日本語対応しているので良いのですが、設定するまでがなぜか日本語対応していないので私はめっちゃ苦労しました。

だから今回はこの記事にたどり着いた方には苦労しないで良いように、日本語で解説したいと思います!

どのOSでマイニングしようか悩んでいる方や、HiveOSの設定に躓いてどうしようもない方などに有用な記事となっております。

目次

HiveOS導入のメリット

マイニング界では有名なHiveOSですが、一般的にはマイナーなHiveOSを導入したのは以下のようなメリットがあったからです。

  • マイニングマシン3台まで無料で使える ※ただし条件あり
  • 操作が簡単
  • 日本語対応
  • 遠隔で再起動など行える

先ほども書きましたがWindowsの場合1万円以上出して購入をしないといけません。しかしHiveOSはマイニングマシン3台まで無料で使うことができます。※プールをhiveon poolにすれば3台まで無料です。別プールを選んだ場合、1台のみ無料で2台目から有料となります。

また日本語対応で画面表示も分かりやすく、操作も簡単で有名なようです。さらに離れた場所からもスマホやパソコンから再起動など可能で、わざわざ現地に行って操作する必要もないのが素晴らしいとのことでした。

私はHiveOS以外でマイニングをしていないので他との差は分かりませんが、無料で使えるのとボタンやタブを選んで操作するだけなので楽だなと感じます。またスマホアプリから見れるのもとっても便利です。

HiveOS導入手順

まずは流れから説明をさせていただきます。

  1. HiveOSのアカウント作成
  2. ファーム作成
  3. ワーカー作成
  4. HiveOSのダウンロード
  5. 書き込みソフトをダウンロード
  6. SSDにHiveOSを書き込み
  7. ウォレット作成
  8. フライトシート作成
  9. マイニングマシンにSSDを挿して起動
  10. リグID・リグパスワードを入力
  11. フライトシートを選択

この流れになります。早速やっていきましょう!

導入に必要なもの

HiveOSを導入するのに必要なものを事前にお知らせしておきます。

  • ネットにつながっているパソコン
  • メールアドレス(登録時など必要)
  • HiveOSのアカウント名
  • HiveOSのパスワード
  • Google認証システムなどの2段階認証アプリ(2段階認証が必要な人のみ)

HiveOSのアカウントの作成

hiveosのサイトを検索

検索で「hiveos」と検索するか、こちらからアクセスします。

画面左側の【Start For Free】をクリックすると、

この画面になるので準備している「Email:メールアドレス」「Login:アカウント名」「Password:パスワード」を入力してください。パスワードに関しては「!@#$%?^&*()_~+=<>’;:`」の記号は使えるようなので、大切なマイニングマシンを守るためにも解読されにくいパスワードにしましょう。

入力が終わったら【Register】をクリックします。するとコードを入れる画面が表示されるので、先ほど入力したメールアドレスへ届く

メール認証

この6ケタのコードを入力してください。すると・・・

QRコードとバックアップコードが表示

隠してはいますが、2段階認証用の「QRコード」と「バックアップコード」が表示されます。※この画面は出来たらスクショやスマホカメラで撮影して保存をしてください。※スクショはWindowsなら【Print Screen】ボタンなどで、Macならば【Shift+Cmd+3】などで撮影可能です。

Google認証システム(Android版iOS版)で画面に表示されているQRコードを読み取り、6桁の番号を【6 digits code】に入力して右横の【Enable 2FA】をクリックしてください。これで2段階認証の設定も完了です。※2段階認証が必要ないと思う方は、【I will do it later】で先に進んでもいいですがなるべくなら2段階認証は入れておきましょう。セキュリティが格段に強くなります。

hiveosの解説動画

解説動画がありますが、英語で良く分からないので右下の【Start】をクリックしてください。そしたらこの画面が消えて

hiveos登録後のトップ画面

この画面になったら登録完了です。

※右上のアカウント名をクリックして【Account】を選び、一番上の「Language」を【日本語】に変えると全部が日本語になります。

ファーム作成

ファームとはマイニングマシンをまとめたグループのことです。アカウントを登録したときにも作られてはいますが、理解するためにも新しいファームを作ろうと思います。

新しいファームを作る
新しいファームを作る2

右上の【+】をクリックすると「新しいファームを作成」という画面が開きます。

  • 名前 → 好きなファーム名を入力
  • タイムゾーン → マイニングマシンを設置する場所の時間管理(私の場合、日本なので【Asia/Tokyo(UTC+09:00)】を選びました。)
  • Autotags → マイニングマシンに自動的にタグ(番号)をつけて、GPUやASICの状態を管理するそうです。私は緑(右側)にしました
  • Hiveon Pool Charging → ここを緑(右側)にするとお支払しますよって事みたいです。無料で使いたいので白(左側)にしました。

全て完了したら右下の【保存】をクリックします。

ファーム作成完了

このように左上の「Hive OS」右側が今作ったファーム名(newfarm)になっていればOKです。

ファームの削除

トップ画面に戻ると最初に自動でできたファーム(アカウント名 farm)と、先ほど作ったファーム(newfarm)の2つがあると思います。最初に自動でできたファームを削除するには、「消したいファームをクリック→設定→(一番下にある)高度な設定→(一番下にある)ファームを削除」で消す事が可能です。

この画面が出てくるので、【yes】を入力して右下の【確認】をクリックすれば消えます。

ワーカー作成

ワーカーとはマイニングマシンのことです。作ったマイニングマシン(マイニングリグ)1台につき1つのワーカーを作る必要があります。

トップページのファームをクリックして、画面中央くらいに表示してある【add one】をクリックすると・・・

この画面が開くので、

  • プラットフォーム → 今回はグラボのマイニングなので【GPU】(左側)を選択
  • 名前 → 好きなワーカーの名前でいいです
  • パスワード → 好きなパスワードでいいです
  • その他 → 特にいじる必要なし

を選択・入力して、右下の【追加】をクリックします。すると画面が切り替わり・・・

リグIDやパスワードを表示

「FARM_HASH」「RIG_ID」「RIG_PASSWORD」が表示されます。

必ず全て紙に書く、または画面の「Download rig.conf for this worker」からダウンロードして保存しておきましょう。後々必要になります。※rig.confはメモ帳などで開くことができます。

この画面は閉じないで、次に進みます。

HiveOSのダウンロード

先ほどの画面の「To ダウンロード Hive OS」のダウンロード部分をクリックしてください。するとHiveOSのダウンロード画面へと移ります。

hiveosのzipをダウンロード

今回はグラボのマイニングをするので、「GPU」と書かれたところにある「ZIP」をクリックするとイメージファイル圧縮データのダウンロードが始まります。※私の場合全てをダウンロードするのに5分くらいかかりました。

書き込みソフトをダウンロード

先ほどダウンロードしたHiveOSですが、コピーや切り取りしてそのままSSDに入れても起動しません。なのでSSDに正しくHiveOSを書き込むためのソフトが必要となります。HiveOSが推奨しているのは先ほどの画面の「How to Write Image」をクリックした先に書いてある「Etcher」というソフトのようです。※「Write」の部分に書いてあります。WindowsだけでなくMacやLinuxのパソコンでも書き込み可能だそうです。

「Etcher」はこのページの上にある「download.hiveos.farm/」のページからダウンロード可能です。その他「Rufus」や「HDDRawCopy」というソフトもこちらのページからダウンロード可能なようです。

  • Etcher(HiveOSが1番に推奨)
  • Rufus(こちらも2番目に推奨)
  • HDDRawCopy(紹介はないが一応ある)

どれにしようか調べてみましたが、今回は「Rufus」にしたいと思います。なぜなら一番簡単そうで、HiveOSも推奨しているからです。

SSDにHiveOSを書き込み

「download.hiveos.farm/」の一番下にある「Rufus-〇.exe」をクリックするとダウンロードができます。ダウンロードが終わったら、「Rufus-〇.exe」を起動します。

rufusでhiveosを書き込み

左のような画面が開くので、「デバイス」「ブートの種類」を選択して「スタート」で書き込みを開始します。無事に終わったら閉じていいです。

このSSDはマイニングマシンに直接接続します。ただしマイニングマシンはまだ起動しなくて良いです。

ウォレット作成

ウォレットとはマイニングをする仮想通貨を選択したり、自身が持っている取引所と連携させるものになります。

今回はマイニングで定番となっているイーサリアム(ETH)という仮想通貨を掘っていきたいと思います。

新規ウォレットの作成

ファームを開き「ウォレット」タブを選択して、右にある【ウォレットを追加】をクリックします。

新規ウォレット入力画面
  • コイン → 掘りたい仮想通貨(今回はイーサリアムなのでETHを選択。ビットコインならBTCを選択。)
  • アドレス → 自分のウォレットアドレス(登録した取引所に記載)を入力
  • 名前 → 好きな名前にしてください
  • Source → 自分が契約している取引所を選択
  • Save as global wallet → 全てのファームにこのウォレットを適当可能にするかどうかを設定できます。ファームによってウォレットを変えるなら白(左側)、全て同じウォレットもしくは一部同じウォレットを使用する場合は緑(右側)にする。
  • Fetch wallet balance → 現在の残高データを取得できるらしいです。ベータと書いてあるので、正式に実装はされていないようです。私は使っていません。

ウォレットは取引所(bitbankなど)などの契約が必要になります。こちらについては別途詳しく解説します。

フライトシート作成

フライトシートとはどのようにマイニングするか詳細を設定できるものです。なにを設定できるか画面を見てみましょう。※フライトシートはウォレットを作成しないと作成することができません。

新規フライトシート製作

ファームの中の「フライトシート」タブをクリックすると上記画面がでてきます。

  • コイン → マイニングする仮想通貨を選択(私はイーサリアムなのでETHを選択)
  • ウォレット → 先ほど作ったウォレットを選択
  • プール → 無料を適応させるために【Hiveon】を選択。無料でなくても良いならNicehashやBinanceなどもあります。
  • マイナー → 私は【PhoenixMiner】を選択。正直よくわかっていませんがこれで。
  • 名前 → 好きな名前にしてください。
  • Import from → フライトシートのデータが外部にあればインポートで読み込むこと可能のようです。

またプールで【Hiveon】を選択した場合、

このような画面が出てきます。「SSL Urls」と「Asia Pracifi」を選択して、右下の【適応】を選択すれば元の画面に戻ります。

全部選択・入力終わったら、右下の【フライトシートを作成】をクリックして完了です。

マイニングマシンにSSDを挿して起動

さて準備が整いましたので、今度はマイニングマシンに6で用意したSSDを挿します。そしてマイニングマシンを起動!!

この時に確認したり入力が必要となりますので、マイニングマシンとモニター・キーボードは接続しておいてください

hiveos起動画面

このように英語が並んだ表示と、線で書かれた「HIVE」の文字が見えると思います。

リグID・リグパスワードを入力

もう少し待っていると「RIG ID」と表示されますので、「3.ワーカー作成」の最後にでてきた

リグIDやパスワードを表示

ここに表示されている「RIG_ID」「RIG_PASSWORD」を入力します。

両方入力したらパスワードをリグパスワードに変更するか聞かれるので、【y】と入力してエンターを押しましょう。

こちらの操作はこれで完了です。

フライトシートを選択

マイニングマシンとは別のパソコンでHiveOSへログインします。

きちんと認識されていたらトップページにワーカーやGPUの数や消費電力が表示されるようになります。

稼働後のhiveosの画面

そしたら赤枠の「ファーム」をクリックして、

フライトシートのセットアップ

左上にある「ワーカー名」を選択します。すると上の画面が出ますので、「フライトシート」タブを選択すると8で作ったフライトシートが表示されているはずです。※表示されない場合は8をまた繰り返してください。

こちらが表示されていたら、詳細の右にある「ロケットのようなマーク」をクリックしたら設定完了です!!

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まとめ

今回はHiveOSの設定を行いました。

HiveOSの登録は英語しか表示がないので、こちらを日本語サイトのように使って貰えればいいかなと思います。

ちなみにHiveOSはスマホアプリ版も存在するので、ログインさえすればスマホでカンタンに確認・設定変更が可能です。

※iPhoneアプリはこちら、Androidアプリはこちらから

見た目から使いやすく、マイニングマシンを管理するサイトやアプリはとても分かりやすいものになっています。

次回はHiveOSの細かいの設定をやっていこうと思います。ぜひそちらもご覧ください!

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • こんにちは。上記「紹介コードからHiveOSに登録したら10ドル(USドル)が貰えます」とは、
    私がもらえるのでしょうか?それともこのブログの筆者の方がでしょうか?それとも両方でしょうか?

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